理事長所信

一般社団法人 中条青年会議所
2016年度理事長 須貝 秀博

可能性無限大

~はじめに~
理事長 須貝秀博5年前、当時の自分を変えたくて中条青年会議所(以下、中条JC)に入会させていただきました。振り返るとあっという間の5年間でした。この間、数多くの貴重な出会いがあり、素晴らしい仲間とともに青年会議所運動を通じてしか経験出来ない数多くの貴重な体験や感動をさせていただきました。これもひとえに37年という長きに渡り、先輩諸兄によって脈々と継承されてきた歴史と精神があるからこその恩恵だとあらためて感謝しております。これからも、より強くそしてこの地域から必要とされる存在として継続させていくべく、今その責任の重さを実感しているところであります。

この歴史ある中条JCの理事長を務めさせていただくにあたり、これまで先輩諸兄より受け継がれてきた伝統を継承し、これからの時代、そしてこの地域に住まう人々から必要とされる存在として、青年会議所運動を継続してまいります。「明るい豊かな社会の実現」のため、地域に根差した運動を自分たちだけのものに終わらせず、この地域に住まう市民とともに運動展開してまいります。

~人間力~
子ども達には無限の可能性が拡がっており、無邪気にそして真剣に、自分の夢や目標に向かって挑戦しています。私たち大人は子ども達の目線で寄り添い、自主性を尊重し、全ての子ども達のためにその挑戦を見守り育んで行かなければならないと考えます。そして私達は、今を生きる子ども達の時代にあわせ、子ども達と向き合っていかなければいけません。責任ある大人として子ども達と正面から向き合い、青少年の育成に取組みます。

子ども達が「このまち」を支える時代が訪れるのは確かです。一年を通して、夢や目標に向かってあきらめずに挑戦する心、困難に直面しても立ち向かえる強い精神力を学び感じ取ってもらい、人のために、地域のために行動できる大人へと成長できるよう取り組んでいきます。

~地域力~
私達は近年、行政、市民、諸団体の方々と協働によるまちづくりに携わってきました。行政主導型のまちづくりから市民参画型社会へと変わりつつある今こそ、私達が積極的に行動を起こし、この地域の未来に夢や希望の持てる社会に変えていかなければなりません。今までの活動の中で出会った他団体や地域の皆様と連携しながら、協働運動を更に活性化させ、胎内市というまちに住んでいる事、無限の可能性の未来がある事に感謝し、それぞれのつながりを再確認する事が必要だと考えます。

また、市民ひとり一人が互いに尊重しあい、その人生を胎内市というまちで謳歌できる地域社会こそ我々が理想とする社会と考えます。そして、人と人とのつながりから絆を深め、未来を担う子ども達に、この故郷に生まれて本当によかった、この故郷が大好きでずっと住みたいと思ってもらえるよう、まちづくり運動を継続し、郷土愛を育んでいくことが全ての世代の架け橋ともいえる我々青年の責務ではないでしょうか。

我々青年の行動により、この地域への興味をもたせ、故郷のことを考える市民を一人でも多く増やすことが、私達が理想とする地域の創造につながると確信いたします。

~会員交流拡大~
これからの中条JCでの会員数の減少は、組織の運営や事業実施の際にも苦難をしいられてしまうことになるでしょう。多くの仲間と青年会議所運動に取り組み、苦楽を共にすることで友情を育み、感動を全員で分かち合うためには、会員ひとり一人が会員拡大に対して危機意識を持ち行動することが急務事項であると考えます。青年会議所では限られた時間の中で人と人とが出会い、知り合いから仲間になり、委員会活動や毎月の例会、事業など自ら積極的に参加することにより、かけがえのない友情や素晴らしい想い出をつくれるといった無限の可能性を秘めた団体だと身を以て断言できます。どの様なきっかけで入会したとしても、自分自身を成長させてくれる環境に身を置き自己修練することにより青年会議所で信頼のおける組織の一員として活躍してくれることを切に願います。志を同じくする新しい仲間を求め私達全員で会員拡大という目標に向かって意識を高めていきましょう。

~総務広報~
組織には、必ず基礎となるべき土台がなくてはなりません。総務は組織の要であり、例会やその他、諸会議を円滑に設えてくれる縁の下の力持ちと考えます。組織全体を見渡せるしっかりとしたバランス感覚をもって、その基礎を支えてまいります。円滑な組織運営が出来なければ、我々の運動の効果の伝播も半減してしまいます。

そして現在、情報は様々な媒体を通して世に露出されています。大切な情報をいかに正確に適切に伝えるかです。まさに広報は我々が運動展開している正確な情報を適切に発信していく重要な役割を担っています。我々が運動していることを正確に適切にそして即座に発信することで、よりその効果が発揮され「明るい豊かな社会の実現」に一歩ずつ近づいて行くのです。

~おわりに~
20歳から40歳、人生で最も尊く貴重な青年期の時間を、JAYCEEとして同志のため、自分のため、地域のために使うことは、私たちの持つ可能性を無限大に拡げてくれるでしょう。青年会議所という組織は、人の持つ可能性を押し広げてくれることは間違いなく、行動すればかならずや成長することが出来る、そして意識変革が起きる、そんな組織であります。多くの同志と共に、失敗を恐れることなく、JAYCEEらしく積極的に行動し挑戦することで、多くのかけがえのない宝を手にすることが出来ると確信しています。青年である私たちは、率先して輝き放つ故郷の未来を夢見てビジョンを描くこと、そしてその描いたビジョンを具現化し、多くの地域住民の皆様の共感を得ながら、運動を進めることで「明るい豊かな社会の実現」という夢を実現するべく、これからも邁進します。

<2016年度スローガン>
可能性無限大
~地域と共に、同志と共に、今こそ挑戦~

<2016年度基本理念>
「明るい豊かな社会の実現」
・無限の可能性に挑戦しよう!
・メンバー相互の意識共有、一致団結!

<2016年度基本方針>
・未来を担う青少年の育成
・地域力の更なる発信
・会員の更なる増強
・メンバー全員による意識の共有

<2016年度重点事業>
・子供たちが夢や目標に向かって挑戦する事業
・行政、市民、諸団体と連携した郷土愛の発信
・会員拡大
・100%例会の開催

<委員会事業計画>
■人間力向上委員会
1)夢や目標に向かって挑戦する事業
2)青少年育成事業
3)わんぱく相撲の開催
4)セレモニーの企画、実施(卒業式)
5)会員拡大

■地域力創造委員会
1)行政、市民、諸団体と連携した地域力の創造
2)地域力・郷土愛を発信する事業
3)会員拡大

■会員交流拡大委員会
1)会員拡大(会員拡大に伴うセミナーの実施、立案など)
2)会員の資質向上をはかる事業
3)会員相互の交流を図る事業
4)諸団体との協働運動

■総務広報委員会
1)総務運営
2)100%例会の開催
3)総会、理事会、例会の運営
4)ホームページの運営
5)各種事業の広報活動
6)セレモニーの企画、実施(新年会)
7)会員拡大