1年を振り返って

本日2021年12月29日、いよいよあと2日で私の理事長としての任が解かれ、高橋次年度理事長へバトンタッチとなります。
最後の12月、最後まで諦めずに実施することができた事業、卒業式、卒業生が企画してくれた事業等、とても実りある1カ月となりました。
振り返ると予定者から数え1年4カ月、コロナ禍でのスタート。ワクチンが普及すれば、様々な活動制限も解かれるのでは?
そんな願望と不安を抱きながらスタートしました。
結果的には爆発的な感染拡大を繰り返し、思うように活動が出来ないことも多くありました。
私が淡い願望を持ちながら指針を示してしまったがために、メンバーが事業計画を立てる際に混乱させてしまったと思います。
舵取りがうまくできず、メンバーには迷惑をかけてしまうことも多くありましたが、
私個人としては、この苦渋の決断を何度も強いられる経験は貴重な財産となりました。
2021年度会頭の野並会頭がこのようなお話をされたそうです。
「できなかったのではなく、やらないという選択をしたのだ」と。
1年間、私の中でどんな決断をしても迷いや負い目を感じる気持ちがついてまわりましたが、
常にその判断基準は「中条青年会議所としてどうあるべきか」を考え決断し、自分なりのベストを尽くしました。
笑いあり涙あり、メンバーと意見の相違も多々あったと思いますが、最後まで一緒に活動をともにし、支え続けてくれたメンバーに心から感謝します。
この1年の経験を活かし、中条青年会議所が2022年高橋理事長を中心に更なる飛躍をとげられるよう、来年は直前理事長という立場で邁進いたします。

また行政や各諸団体の方など、多くの方からご協力をいただき活動をすることができました。
関わっていただいたすべての方に感謝を申し上げ、最後の独り言とさせていただきます。
皆さん、1年間本当にありがとうございました。

                               2021年度理事長 近 貴之