2023年度 一般社団法人 中条青年会議所
理事長 丹後 直生
<2023年度スローガン>
改新
~継承し、時代に合わせ変えて行く~
~はじめに~
新型コロナウイルスが流行して2年以上が経過し感染拡大と減少を繰り返しながらも、いまだに終息が見えず今までの常識は当たり前ではなくなってしまいました。しかし、絶えず変化し続ける時代の流れと共に私たちも変化して行かなければなりません。
私が青年会議所に入ったきっかけは、ある先輩からの影響でした。当時の私は何も考えずに参加していましたが、そこで地域や子ども達のために一生懸命に事業に取り組む先輩諸兄姉の姿がありました。事業を通して地域と関わり、事業への立案・構築に熱い思いをぶつけている姿を見ながら、一緒に活動しているうちに自分にも「地域や子ども達のために何ができるのか」と考え行動するようになっていきました。先輩諸兄姉が築き上げてきた中条青年会議所の歴史に感謝し継承していくとともに、これから先の時代に合わせて改新していきます。
~地域のために~
私たちの住む胎内市の魅力の1つに地域でのお祭り行事があります。私自身、胎内市に戻ってくるきっかけの1つが地域でのお祭り行事でした。しかし、コロナウイルスによる社会変化で毎年開催されていた中条大祭・黒川祭りは3年連続で中止となり地域に活力を与える事ができない状況が続いています。人が沢山集まる事が難しい現在ではありますが、現状を打開して地域の諸団体と連携・協働し、地域に新たな活力を与える事業を展開していきます。
~子ども達のために~
コロナ禍の中で各種大会や体験型のイベントの中止により、子ども達は様々な事を経験する機会が減少しています。しかしながら未来を担う子ども達の育成は私たちの責務であると考えます。困難に直面しても立ち向かえる強い精神力、挨拶や礼節、勝つことの喜びと負けることの悔しさを、歴代の先輩諸兄姉から継承してきた、わんぱく相撲を通して子ども達の育成に取組みます。2023年度は中条青年会議所が主管となり、わんぱく相撲大会中条場所を開催します。
~組織として~
総務は組織の土台です。総会・各種会議・各種セレモニーの運営や事業の広報を対外的に発信して中条青年会議所を周知してもらいます。円滑な組織運営ができる事で私たちの活動の下支えとなる重要な役割だと考えます。また在籍年数の浅いメンバーへの資質向上に努め、より強固な組織を目指します。
~会員拡大~
青年会議所の活動は、20歳から40歳までの限られた時間しかありません。その中で様々な経験や、色々な人と繋がりを持つことで成長に繋がります。この成長がひいては地域の発展に繋がると考えます。コロナウイルスの感染拡大が始まって以降、会員拡大は難しい状況が続いています。このままでは中条青年会議所の存続に関わる重大な事態だと危惧しています。積極的に候補者と交流を図り活動内容を理解してもらい、先輩諸兄姉が築き上げてきた中条青年会議所の歩みを止めることなく、会員拡大に邁進してまいります。
~結びに~
この度は理事長職を与えて頂いた皆様に感謝申し上げます。私自身不安な部分もありますが、それは経験のない事に挑戦する人は皆同じ気持ちだと思います。メンバーを信じて新たな経験に身を投じる事で成長すると確信しています。
私たちが活動を展開できるのは、家族や社員の下支えがあることを忘れてはいけません。皆それぞれ家族や社員への感謝の気持ちを忘れずに、地域や子ども達のために今できる事をメンバーと協力しながら挑戦していきます。今までの常識にとらわれず、常に新しい視点で考える事が改新に繋がると信じます。それぞれ考え方も状況も違いますが、皆の思いを1つに邁進してまいります。
2023年度 基本理念
・新たな目線で物事を考えよう
2023年度 基本方針
・協働して新たな活力を与える
・未来を担う子ども達の育成
・会員の増強
2023年度 重点事業
・地域に新たな活力を与える事業
・わんぱく相撲大会中条場所の開催
・会員拡大